ヴァンパイアの設定とストーリーを振り返るその2
案外知られてなさそうなヴァンパイアのストーリー二回目
前回メインストーリーとそれに関わるキャラクターの紹介をざっと挙げてみました。今回はそれにはあまり関わってこない残りのキャラ達と個々の小さなストーリーについて紹介していこうかと思います。
初代ヴァンパイアのキャラ達
まだこの頃は魔界がどうとか魔界大戦争がどうとかそこまで話が掘り下げられておらず(ヒット作になったので新作が出るたびに後付けしたんですね)初代ヴァンパイアに出てくる登場キャラ達は前回も話したように大半が人間社会に潜んでいる魔物、モンスターで魔界の住人というわけではないです。それぞれのストーリーはあるものの接点は単に退屈凌ぎとか腕試しとかCAPCOMらしい設定にあまり凝りすぎない単純なものでした。唯一使用キャラではないボスキャラ、パイロンだけ宇宙からの侵略者という来る場所を間違っちゃったかわいそうな宇宙人だったかな...
ヴァンパイアハンターで追加されたキャラ達
ハンターの新キャラ達は基本的に「闇の住人」を”狩る側”の人物です。メインストーリーの魔界の話とは関わりはありませんが、それぞれがハンターであるストーリーを持っています
人間と闇の住人(ダークストーカー)の混血。その生い立ちから居場所がなく迫害を受け、闇の住人を恨み狩ることを自らの宿命と課している。また超必チェンジイモータルでは自らが魔物化する姿も見られる
【レイレイ】
母親が闇の住人(ダークストーカー)を封じるため犠牲になりその魂が闇に彷徨っているのを清めるために戦う。故郷の村に伝わる禁術「異形転身の術」を用いて自らが闇の住人となり姉と共に闇の住人を狩って回るという何だか本末転倒な気がしないでもない姉妹
【パイロン】
初代ヴァンパイアのボスでハンターから使用キャラになった。上にも書いたようにパイロンだけは闇に潜むモンスターというくくりではまったくない宇宙から地球を侵略しに来た謎の生命体で闇を狩る者といえばそうだしどうなんでしょうね...(適当)
ヴァンパイアセイヴァーで追加されたキャラ達
と言ってもセイヴァーの新キャラ達もメインストーリーに関わってくるのはジェダとリリスのみ、セイヴァーのタイトルを意味するのはジェダのみでリリスとバレッタとQ-Beeはセイヴァーというタイトルとは関係ないようですね
【ジェダ・ドーマ】
ジェダについての詳しい設定は前回メインストーリーと共に触れたのでそちらをご覧ください。セイヴァーというタイトルは自称、救世主、救済者であるジェダが魔界を救ってやろう(支配したい)という設定から来てると思われます
メインストーリー以外のキャラ達で特別ピックアップすべき深いストーリー性のありそうなキャラはこんなものです。どうでした?案外知られてないんじゃないかな、と記事にしてみましたがストーリーを知ってゲームを見てみるとまた一層面白く感じるんじゃないでしょうか